関西万博の大屋根リング「世界最大の木造建築物」ギネス認定 1周2キロ、高さ最大20m
大阪・関西万博の会場シンボルである大屋根リングが4日、「世界最大の木造建築物」としてギネス世界記録に認定され、認定証授与式が大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)にある会場で開かれた。6万1000平方メートル超の建築面積を最大と認めた。
リングは万博の理念「多様でありながら、ひとつ」が込められた巨大な環状構造物。外径675メートル、1周2キロで、高さは最大20メートルある。木材は国産のヒノキ、スギと欧州産のアカマツ計約2万7000立方メートルを使っており、2月27日に完成した。