盗まれたロレックス身に着け関西空港から入国、31歳男逮捕「盗品とは知らなかった」と容疑否認
昨年5月、大阪市中央区の路上で高級腕時計ロレックス172本を積んだ車が盗まれた事件に絡み、大阪府警は6日、盗まれたロレックスを身に着けて関西空港から入国しようとしたとして、盗品等保管などの疑いで、大阪府東大阪市、無職中村勇亮容疑者(31)を逮捕した。府警によると、「盗品とは知らなかった」と容疑を否認している。
昨年11月、容疑者が香港から帰国した際、関空での税関検査で盗品とは別のロレックスがリュックサックから見つかった。必要な申告がされていなかったため税関職員が詳しく調べたところ、手首に着けていたロレックスが盗品だと判明した。
府警によると、容疑者は逮捕前の任意聴取に、「(盗品のロレックスは)昨年9月、知り合いに紹介された中東系の男から100万円で買った」と説明しているという。
逮捕容疑は昨年11月12日、ロレックス1本を盗品と知りながら関空に持ち込んだなどの疑い。
事件は昨年5月21日に発生。運送会社のライトバンに積まれたロレックス(計約2億8千万円相当)が盗まれた。府警はこれまでに指示役や実行役など10人以上を逮捕している。