「お金が欲しかった」「お金がもらえると聞いて」高校生5人が“強盗” SNSで知り合った男性を河川敷へ さらに100万円を奪おうとして御用
3月17日深夜、福岡県久留米市の筑後川の河川敷で19歳の男性が目出し帽の男らに暴行され、財布などを奪われた事件で、高校生の男女5人が26日までに逮捕されました。
強盗の疑いで逮捕されたのは、いずれも17歳の高校生で、福岡県柳川市と久留米市に住む男子高校生4人とみやま市に住む女子高校生1人の計5人です。
5人は3月17日午後11時半ごろ、福岡県久留米市大石町の筑後川の河川敷で、福岡市の19歳のアルバイトの男性の腕をつかんで引き倒し、頭をひざで押さえつけるなどの暴行を加え、財布とスマートフォンを奪った疑いです。
男性はSNSで知り合った面識のない若い女と久留米市内で会い、案内された河川敷で突然、目出し帽をかぶった3人組の男に襲われたとしていました。
男性は「午前1時に100万円を持ってこい」と言われて解放され、警察が河川敷で張り込んでいたところ、男子高校生1人が現れたということです。
警察は事件の翌日に3人を逮捕し、26日、残る2人を逮捕しました。
警察の調べに対し、1人の男子高校生は「見張り役をした」、別の2人は「お金が欲しかった」、女子高校生は「お金をもらえると聞いていた」と話し、容疑を認めているということです。
一方、残る1人の男子高校生は「暴力は振るっていないし、財布と携帯は被害者がその場に置いていっただけで、奪ったりしていない」と容疑を否認しています。