ミャンマー地震 邦人1人と連絡取れず 各地で救出活動続く
ミャンマーの大地震は発生から3日目となり、震源に近い中部マンダレーなど各地で30日、倒壊した建物の下敷きとなった人々の救出活動が続いた。
日本政府関係者によると、マンダレーで崩壊した建物に住んでいた日本人1人と連絡が取れていない。政府は地震に巻き込まれた恐れがあるとみて、ミャンマー側に捜索を依頼した。
生存率が著しく下がる「発生後72時間」が31日午後に迫り、国内外から集まった救助隊は捜索を急ぐが、重機など機材の不足が深刻で救助は難航している。
軍事政権を率いるミンアウンフライン総司令官は30日、死者は約1700人、負傷者は約3400人だと述べた。