万博ネパール館の工事停止「支払うと言って支払わない。開幕に間に合う予定だった」関係者語る
大阪・関西万博のネパールパビリオンで、建設費用の一部が支払われず工事が止まっている問題で、パビリオンの関係者が取材に応じ、ネパール側との調整状況を明らかにしました。
ネパールは、自前でパビリオンを建設する国の一つで、去年8月に着工しましたが、工事費用の一部が建設会社に支払われず、今年1月から作業が完全に止まっています。
すでに外観の約9割は工事を終えているということですが、万博が開幕してからも費用は支払われず、工事が再開されるメドは立っていません。
こうした中、パビリオンの関係者が読売テレビの取材に応じ、ネパール側との調整の状況を明らかにしました。
ネパールパビリオン関係者
「『支払います、支払います』と言って、(ネパール側が)支払ってこない現状です」
(Q 工事のスケジュールは開幕に間に合っていた?)
「そうです。その予定でやっていました」
一方、万博協会は、「ネパール側は引き続き出展の意向を示している。協会としても支援していきたい」としています。
