大分大規模火災 発生から17日目で全体の鎮火発表
大分県大分市佐賀関で先月18日に発生した大規模火災は発生から17日目を迎えた4日、全体の鎮火が発表されました。
この火事は11月18日に大分市佐賀関で発生し、180棟以上が燃え、1人が亡くなりました。
半島側の住宅街などについては先月28日に鎮火したと市が発表していましたが、一方で、離島は熱源が確認されていて、鎮火には至っていませんでした。
その後、大分大学などがドローンを使って離島の熱源を確認するための調査を行っていました。
市は今月1日の時点で離島で熱源は無くなったとしていましたが、今後さらに詳しい調査が必要だとして鎮火の判断には至っていませんでした。
避難所には3日時点で56世帯79人が身を寄せています。
被災者の生活再建に向けては市の社会福祉協議会で災害ボランティアの募集も始まっています。市内在住者が対象で、被災者の引っ越しや残された貴重品を探す手伝いなどを行う予定で現在、ボランティアの応募は2日時点で300人を超えているということです。
