佐藤弘道（2010年撮影）

NHK−Eテレ「おかあさんといっしょ」10代目の「たいそうのおにいさん」となった「ひろみちお兄さん」こと佐藤弘道（55）が、21日に放送されたフジテレビ系「めざまし8」（月〜金曜午前8時）で、退院報告をした。所属事務所の公式X（旧ツイッター）を通じて動画で、「世にもまれな病気にかかり、2カ月間入院しましたが、奇跡的に歩けるようになりました」と元気な姿を見せた。

佐藤は今年6月、脊髄への血管が詰まってまひや感覚障害を引き起こす「脊髄梗塞」を発症。緊急入院した。懸命なリハビリや理学療法などで回復した。

「失ってしまった機能もあるため、一般の方のような歩き方はできません」と自筆メッセージで現状を報告している。Xでは、「下半身のまひや芦野しびれは残っていますが、仕事復帰に向けて頑張っていきたいと思います」と語っていた。

脊髄梗塞は有効な治療法がなく、症状を和らげるための対症療法が一般的とされている。