伊東純也 ただいま弾!圧巻の1G2A 「自然に出た」得点後ゴール裏に一礼
W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本7−0中国 ( 2024年9月5日 埼玉スタジアム )
26年W杯北中米大会のアジア最終予選が開幕し、8大会連続出場を狙う日本は中国に7―�で大勝した。
チームメートにもみくちゃにされた後、MF伊東はスタンドに向かって一礼した。
「自然に出たんですけど“本当にありがとうございます”という気持ち。今までより周りの人が喜んでくれたので、より自分もうれしかった」。
後半18分から出場し、圧巻の1得点2アシストで復帰を飾った。
1〜2月のアジア杯期間中に性加害疑惑が報じられた。当時は起訴されていない状況で森保監督、遠藤主将を中心に、離脱を決めた日本協会に猛抗議。
当時の田嶋会長も「自分が責任を取る」と決定を覆し、一度は残留することに。だが最後はスポンサーの意向などに従った。
「(影響も考えて)納得して離脱した」と振り返るが、当時は憔悴を隠せず。先月9日に不起訴処分で代表復帰の道筋が立ったが、それまで支えてくれたのは信じ続けてくれた仲間、試合出場を続けさせてくれたSランス、そして復帰を待ち望むサポーターだった。
「悔しい時間もありましたけど、代表とはうまくコミュニケーションを取っていた。アジア最終予選からやるとなっていたので、しっかりできれば良いと思っていた。ゴールを取れたのは相手に当たってラッキーだったんですけど良かった」
黒星スタートとなった前回W杯アジア最終予選では4試合連発。救世主となった“イナズマ純也”が帰ってきた。