厳重な警備の中、整然とした渋谷スクランブル交差点（撮影・小海途　良幹）

ハロウィーン当日の31日夜、若者らでにぎわう東京都内の繁華街では警察官らがトラブルの警戒に当たった。

渋谷区と、今年から新たに新宿区が11月1日未明にかけて路上で酒を飲むことを条例で禁じ、店舗に酒類の販売自粛を要請。
JR渋谷駅前のスクランブル交差点周辺には「渋谷は、ハロウィーンをお休みします」と書かれた看板や旗が掲げられた。

ただ午後8時以降、センター街やスクランブル交差点には身動きが取れないほど人があふれ、仮装した若者や外国人の姿が多くみられた。大きな混乱はなかった。

人気漫画「テニスの王子様」のキャラクターのコスプレをしていた20代男性は「規制が強くなってもコスプレをして歩くことはできるから十分に楽しめる」と話した。大谷の世界一を祝してドジャースのユニホームを着た人もいた。