照ノ富士の引退が正式発表 今後は親方として協会に 午後に会見へ
日本相撲協会が17日、横綱照ノ富士の引退、年寄承認を発表した。照ノ富士親方として協会に残る。同日午後に国技館内で引退会見が行われる。
照ノ富士は初場所で3場所ぶりに復帰したが、初日に小結若隆景、4日目に翔猿に敗れ、5日目の16日に右膝と腰の痛みで休場。
優勝回数は10度。親方となる条件となる日本国籍は2021年8月に取得している。
照ノ富士は2日目の取組にはモンゴルの母、妻と長男を国技館に招き隆の勝から白星。
「自分の中でやれることをやってダメだったら、という思いはあった。もう一回、今までの相撲をやってみたい思いだった。自分の全てを出し切りたい、後先考えずやりたいと思っていた」「今日はお母さん、奥さんと子供が見てくれた。勝っている相撲を見せられて良かった」と語っていた。