登録を受けずに貸金業を営んだとして逮捕されていた韓国籍の男女合わせて３人が、法定を超える割合で利息を受け取っていたとして、きのう再逮捕されました。

出資法違反の疑いで再逮捕されたのは、いずれも東京都に住む韓国籍の男（３８）、女（４３）、男（４０）の合わせて３人です。
３人はおととしから去年にかけて、のべ７人から計４４回にわたり法律の上限を超える利率で利息を受け取っていた疑いがもたれています。
調べに対し２人は容疑を認めていますが、１人は容疑を否認しています。

警察が、３人が関わる事務所から押収した通帳などを調べた結果、２つの事務所で貸金業を営み、１つは、おととし９月から去年２月までの間に、およそ３０００万円を貸付け、返済金としておよそ１億１５００万円を受け取っていました。

もう１つは、同じ期間におよそ１５００万円を貸し付け、返済金としておよそ２３００万円を受け取っていたということです。
金利は１日当たりおよそ０．８％から、およそ１０．４％の超高金利になります。

この３人を巡っては無登録で貸金業を営んでいたとして今年１月に逮捕されていて、警察では余罪の有無も含め調べを進めています。