27歳「ナプキン」県議「生理は女の子のものという教育に疑問、これが社会の無理解や偏見に…」
県政史上最年少となる25歳で当選した三重県津市の県議会議員で、日本共産党の吉田紋華(あやか)氏(27)が27日までにX(旧ツイッター)を更新。生理用ナプキンをめぐる自身の見解を改めてつづった。
吉田氏は25日、Xで「今日いきなり生理になって困った。用があって寄った津市役所のトイレにはナプキンは残念ながら配置されてなかった。家に帰るまでちゃんと対処できなかった。27歳でもこんなこと起こります」と記述。「トイレットペーパーみたいに、生理用ナプキンをどこでも置いてほしい」と投げかけた投稿がネット上で話題となっていた。
それでも吉田氏は自身の主張を貫いている。26日深夜には「『生理への対処は自己責任』とされていますがそれでいいのでしょうか。パーソナルイズポリティカル。ジェンダー的な個人の問題はまさに社会の問題。性と生殖に関する困りごとを福祉的に解決することに、税金を使うべきです」と主張。ハッシュタグで「#トイレットペーパーみたいに生理用ナプキンをどこでも置いてほしい」と続けた。
さらにこの日「未だに男女別で生理用品の使い方を教えてている、日本の性教育を早くどうにかしないと..」と投げかけた。さらに別の投稿で「『生理は女の子のもの』という教育のあり方に疑問をずっと持ってきた。これが社会の無理解や偏見につながっているのではないか」と訴えた上で「生理をタブー視せず、正しい情報を共有することで、思いやりのある社会をつくりたい」と投稿。三重県議会で金髪姿の自身が、包括的性教育と生理用品について訴えている動画もアップした。
吉田氏が訴えている、公共の場での生理用品無償化の義務付けについてはスコットランドで既に行われているといい、そのことを伝えている投稿をリポストしている。