浄水場の整備巡り“キャバクラ接待”か
埼玉県の浄水場工事を巡る贈収賄事件で、水道企業団の男が、贈賄側の水道工事会社の元役員からキャバクラなどで数回の接待を受けていたことが分かった。
水道企業団の浄水課主査・鴨志田穂積容疑者(60)は去年、浄水場の整備を巡り水道工事会社の元役員・秋山信芳容疑者(48)に便宜を図った見返りに現金20万円を受け取った疑いが持たれている。
その後の捜査関係者への取材で、鴨志田容疑者が3年前から出張先や都内のキャバクラや飲食店で秋山容疑者から接待を数回受けていたことが分かった。
警視庁は秋山容疑者が入札で便宜を図ってもらうために接待を繰り返したとみて調べている。