沖縄署に投石騒動 16〜19歳の少年7人を書類送検へ 高校生失明事件
今年1月、沖縄市山里の沖縄署周辺で、数百人の若者が集まり、その一部が庁舎に投石などした騒動で、県警が近く少年7人(16〜19歳)を暴力行為法違反(集団的器物損壊)の容疑で那覇地検に書類送検する方針を固めたことが8日までに捜査関係者への取材で分かった。
1月27日、沖縄市の路上で警察官がバイクを運転していた男子高校生に警棒をぶつけるなどし、高校生が失明した事件が発生。
直後の同日深夜から翌未明にかけて、SNS上で「高校生が警察に警棒で殴られた」との書き込みが拡散され、署に若者約300人以上が集まり、一部が庁舎に投石し、正面玄関のガラス窓などが破損した。
警察は周辺に設置された防犯カメラの映像を分析するなど捜査を進めていた。