優勝した令和ロマンの高比良くるま（左）と松井ケムリは優勝トロフィーを手に笑顔を見せる（撮影・尾崎　有希）Photo By スポニチ

漫才師日本一決定戦「M―1グランプリ」の決勝が24日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、結成5年の「令和ロマン」が優勝した。
史上最多8540組の頂点に輝き、賞金1000万円を手にした。吉本興業勢の優勝は3大会ぶりとなる。

18年4月に結成された若きコンビ。結成5年8カ月での優勝は、03年のフットボールアワー（4年8カ月）に次ぐ最短記録だ。
優勝直後から、2人の元には仕事の依頼が殺到し、その問い合わせ数は、電話、メール、LINE総じて100件以上。次世代のスターとして業界からの注目を一気に集めている。

本人たちにも祝福の声が相次いだ。優勝を祝うメッセージは、高比良くるまが500件、松井ケムリが200件ほど受け取ったという。

NSCを首席で卒業し、20年にはNHK新人お笑い大賞で大賞を受賞、今年の「ABCお笑いグランプリ」では準優勝を飾った令和ロマン。今後の活躍に期待が寄せられている。