「御神木から煙が出ている」樹齢500年以上の木が焼ける 落雷が原因か 町の天然記念物にも指定 茨城・阿見町
きょう午後、茨城県阿見町の神社で、樹齢500年以上の御神木が焼けました。警察は落雷が原因とみています。
きょう午後5時前、茨城県阿見町にある鹿島神社の境内で、「雷の音がして御神木から煙があがった」と目撃者の男性から119番通報がありました。
警察によりますと、火が出たのは、樹齢500年以上の御神木で、通報から4時間以上経った現在も燃えているということです。けが人はいません。
阿見町のホームページなどによりますと、この木は、高さ35メートル、幹の周囲は5メートル45センチの杉の木で、幹にあいている空洞に「スダジイ」という木が根付いていることから、「鹿島神社のやどり木」として阿見町の天然記念物に指定されているということです。
現場周辺では、当時、雨が降っていて、雷も発生していたということで、警察は落雷が火事の原因とみて詳しく調べています。