大谷翔平の元通訳・水原一平被告、約2カ月の量刑延期申し立て 10月25日から12月20日に
ドジャース大谷翔平投手(30)の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(39)の量刑言い渡しについて、水原被告の弁護人は22日(日本時間23日)、期日を10月25日(同26日)から12月20日(同21日)に延期するよう西部カリフォルニア州の連邦地裁に申し立てた。
同州ロサンゼルスの連邦地検によると、水原被告は21年11月ごろから24年3月ごろにかけ、借金返済のため大谷の口座から約1659万ドル(約23億9500万円)を盗み、スポーツ賭博の胴元側に不正に送金した。大谷選手の口座から得た金を課税所得として報告しなかったとする虚偽の納税申告の罪にも問われている。
水原被告は連邦地検との司法取引に応じ、6月4日に同州サンタアナの連邦地裁での審理で罪を認めている。大谷選手の口座の金が、違法賭博で抱えた借金を返済する「唯一の方法だった」と語っていた。