池江璃花子、“白血病”移植から5年「完全寛解を迎えました!」報告 “逃げるという選択肢はない”感謝つづる
パリ五輪にも出場した競泳選手・池江璃花子(24)が25日、自身のインスタグラムを更新。「移植後5年が経ち、本日完全寛解を迎えました!」と報告した。
池江は「移植後5年が経ち、本日完全寛解を迎えました!」と報告。
「退院してからの生活は想像以上に大変で、退院後も別の大きな病気をしたり、精神的にも苦しかった時期もありました。元気な自分でいると病気であったことを忘れる事も多かったです」と心境をつづった。
闘病生活を振り返り「今でもとても長い5年間だったなと感じています。そしてそんな5年間の中で2回のオリンピックを経験できたことは非常に嬉しく思います」と力強くコメント。「競技では、泳げるようになった幸せと、泳げるようになったことで感じる苦しさと、虚しさと、悔しさ。私の中には逃げるという選択肢はないので、これからもそんな自分と闘いながら全力で競技と向き合いたいと思います」と伝えた。
最後に「家族、先生、看護師さん、どんな時でもそばにいてくれて、いてくれた仲間たち、そしていつも応援してくださる皆様、改めて本当にありがとうございます」と感謝を述べた。
池江は2019年2月、自身のXで白血病を患っていると公表。1月からのオーストラリア合宿中に体調を崩し、8日に緊急帰国。検査の結果、病名が判明した。しかしその後、20年8月にレース復帰し21年4月の日本選手権で4冠を達成。東京五輪、続くパリ五輪にも出場した。