双葉町の家屋2棟を震災と原発事故の遺構として保存へ 教訓を伝える建物に・福島県
東日本大震災から13年と7か月です。
福島県は、津波の被害を受けた双葉町の家屋を震災と原発事故の遺構として保存することを決めました。
福島県は、双葉町と浪江町にまたがる土地に、東日本大震災の追悼や鎮魂を目的とした「復興祈念公園」を整備しています。
このうち双葉町側には1階部分が津波に流され、そのままになっている家屋が2棟あり、福島県は自治体や住民らと協議し、これらを震災の遺構として保存することを決めました。
今後、家屋の補強などを行い2025年度の公園完成と合わせ、訪れた人に津波や原発事故の教訓を伝えていく建物にするとしています。