藤田菜七子元騎手の不正通信疑惑でJRAは調査継続中 現在も通信相手の特定には至らず
JRAは11月28日、調整ルーム内で通信機器(スマートフォン)の使用が判明していた小林勝太騎手=美浦・小野次郎厩舎=について同日の裁定委員会で10月8日から来年10月7日まで12か月の騎乗停止の処分が下されたことを受けて開いた会見のなかで、10月9日に文春オンライン上で調整ルーム内での外部との不正通信疑惑が報道され、同月11日に騎手免許を取り消した藤田菜七子元騎手に関して、引き続き調査を継続する意向を明かした。
現在は通信相手の特定には至っていないものの、入室義務期間中の通信が明らかになれば、処分を科される可能性はあるとの見解を示した。
今後、JRAが知り得ていない新たな事実が出てきた場合には、そこを元に調査を進めていくとして、JRAは調査継続中のスタンスに変わりはないという。