こっちのけんと 当分休養を報告 双極性障害の「跳ね返りと戦うため」と明かす
マルチアーティストとして活動するこっちのけんと(28)が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、駆け抜けた2024年を終え、当分休養することを明かした。
こっちのけんとは「【2024】同じ思いを持つ人、同じ病を持つ人、可能な限り背負わせていただき、人生をかけて1年間歌わせていただきました。本当にありがとうございました」と書き始めた。
双極性障害(そううつ病)を発症し2020年に会社員をやめ、22年に音楽活動を本格化させてから2年。「第66回日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞、さらに大みそかには「第75回NHK紅白歌合戦」にも初出場した。
この1年を「若干躁期でした」とし、「今後は跳ね返りと戦うために当分休みます」としたもの。
また「どれだけ人生が変わっても『死にたいな』と考えてしまうので、やっぱり病気なんだなと思います。僕が頑張れた理由を考えると僕を支えてくださった皆様のおかげだったなと確信しております。本当にありがとうございました。僕にしてくださったように世界中で悩んでいる人たちに、その優しさを向けていただければ幸いです」と感謝の言葉とともに願った。
さらに「悩みは解決するのが1番ですが、持ち続ける事で人生を彩ることも出来ます。それが証明できた事だけでも僕の人生は最高です。お力添えいただきありがとうございました。また頑張れそうな時が来るまで鬱期を楽しんでまいります。死なないように生きておきます。いってきます!」と締めくくった。