千葉 市川 特別養護老人ホームで入浴介助を受けた女性が死亡
31日、千葉県市川市の特別養護老人ホームで入浴介助を受けていた89歳の女性が全身にやけどを負って搬送され、その後、死亡しました。
施設側は「浴槽の湯が高温だった」と話しているということで、警察は、風呂の温度管理が不十分だった可能性もあるとみて当時の状況を詳しく調べています。
警察によりますと、31日午後2時ごろ、千葉県市川市の特別養護老人ホーム「なごみ」で入浴介助を受けていた入所者の89歳の女性の体調が急変し、病院に搬送されました。
女性は体の広い範囲にやけどを負っていて、搬送先の病院でおよそ11時間後に死亡しました。
入浴には職員2人が付き添っていましたが、警察の聞き取りに対し、施設側は「浴槽の湯が高温だった」と話しているということで、警察は風呂の温度管理が不十分だった可能性もあるとみて、今後、遺体を詳しく調べるなどして死因の特定を進めることにしています。