奈良県で道路下に空洞疑い38か所、レーダーで検査へ…大型下水管に異常なし
埼玉県八潮市の県道陥没事故を受け、国土交通省が大規模な下水処理場と大型下水管のある自治体に要請した緊急点検で、対象の7都府県(埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、奈良)のうち埼玉県を除く6都府県は、いずれも管に異常はなかった。
埼玉県は10日に報告があり、同省が内容を精査している。
6都府県の担当者によると、目視による検査の結果、管の腐食など陥没につながる異常は確認されなかった。
奈良県では、道路下に空洞の疑いのある箇所が38か所見つかった。地中レーダーで詳しく検査し、空洞があれば補修工事を行う。