八潮道路陥没 埼玉県 “陥没地点からも掘削を進めていく”
男性1人が安否不明になった埼玉県八潮市の大規模な道路陥没で、埼玉県は、男性の捜索に向けて、下水道管の中で見つかった車の運転席部分の真上からだけでなく、陥没地点からも掘削を進めていくことを明らかにしました。
ことし1月に八潮市で発生した大規模な道路陥没では、トラックに乗っていて転落した74歳の男性の安否が分からなくなり、運転席部分が、およそ30メートル下流の下水道管の中で見つかりました。
埼玉県は、男性が取り残されている可能性があるとみて、本格的な捜索に向けて下水道管のバイパス工事などを行うほか、運転席部分につながる穴を新たに掘ることにしています。
県は、11日の会議で、男性の捜索のために、周囲の地盤改良を行いながら、運転席部分の真上だけでなく、陥没地点からも掘削して工事を進めていくことを明らかにしました。
一連の工事について、5月中旬までに完了することを目指し、運転席部分を、どのように取り出すかは、今後、検討していくということです。
一方、現場の住民から、においや工事に伴う振動を訴える声が出ていることについては、大野知事は「工事現場周辺の住民のみなさんは、不便を強いられているが、騒音や、においについては、対策に着手しており、今後も、できる限り対応していきたい」と話しています。
ことし1月に八潮市で発生した大規模な道路陥没では、トラックに乗っていて転落した74歳の男性の安否が分からなくなり、運転席部分が、およそ30メートル下流の下水道管の中で見つかりました。
埼玉県は、男性が取り残されている可能性があるとみて、本格的な捜索に向けて下水道管のバイパス工事などを行うほか、運転席部分につながる穴を新たに掘ることにしています。
県は、11日の会議で、男性の捜索のために、周囲の地盤改良を行いながら、運転席部分の真上だけでなく、陥没地点からも掘削して工事を進めていくことを明らかにしました。
一連の工事について、5月中旬までに完了することを目指し、運転席部分を、どのように取り出すかは、今後、検討していくということです。
一方、現場の住民から、においや工事に伴う振動を訴える声が出ていることについては、大野知事は「工事現場周辺の住民のみなさんは、不便を強いられているが、騒音や、においについては、対策に着手しており、今後も、できる限り対応していきたい」と話しています。