香川照之 3年ぶり連ドラ出演で一人6役「衣装を決めるだけでも2日間。髪形も…」役作り徹底
俳優・香川照之(59)が20日、都内で行われた「WOWOW『連続ドラマW 災』完成報告会」に出席。3年ぶりとなるドラマ出演への思いを語った。
登壇すると、報道陣に向かって深々と一礼。「香川照之でございます。この奇妙なドラマを、ほんの短い時間の中でどれだけその魅力を伝えられるか、自信は定かではありませんけれども、魅力を伝えられるように努力をいたしたいと思っております。よろしくお願いいたします」とあいさつした。
同作は、葛藤を抱えながら現代を生きる罪なき6人の登場人物のもとに香川演じる“男”が現れ、ある“災い”が無慈悲に降りかかるというストーリー。香川が一人6役に挑戦し、各話違った姿を見せる。
「衣装と髪型が一番の役作りだと思っています」
演技力はもちろんのこと、形から役になりきり、視覚でも視聴者を魅了する。「衣装を決めるだけでも2日間かかりました。さらにそのたびに髪型をどうするか。当時、僕はロングヘアで不評だったんですけど、そのロングヘアを生かして、いろんな風にいじりました」と強いこだわりで役を演じ分けた。
2022年以来、約3年ぶりのドラマ出演となる。