鈴木紗理奈、山上徹也被告の将来の夢「石ころ」に「胸が痛い」安倍元首相銃撃公判に思い
タレント鈴木紗理奈(48)が25日、TBS系「ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜」(月〜金曜午後1時55分)に出演。安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告についてコメントした。
この日奈良地裁で第11回公判が開かれ、山上被告への2回目の被告人質問が行われた。
山上被告は第10回公判で、高校時代のアルバムに書いた将来の夢を問われ「石ころと書いた」と証言。
「ろくなことがないという思いで」と、将来を悲観してのものだったと説明した。
鈴木は「高校時代の将来の夢が『石ころ』っていうのがめちゃくちゃ胸が痛い」と沈痛な表情で語り、高校生の息子を持つ母親として「こんな思いを書かないとだめな彼の人生はどうやろうという…」などと明かした。
事件をめぐっては「宗教2世の問題もそうやし、政教分離の問題もそうやし。この事件に、日本の仕組みの上でのつじつまが合わないことがいっぱい詰まってると思う」とし、「みんなこれを見て何か思うんやったら、やっぱり政治と宗教って本当に分離されているの?宗教2世どうなの?信仰の自由はあるけど、これだけの献金をさせたらこういうことになるんだよ?とか。マスコミはしっかり報じられていたのか?とか。いろんな問題がある」と私見を述べた。
また「そんなことを考えつつ、彼の『石ころが将来の夢』っていうのが胸が痛いですね。こんな子たちが生まれないために、こんな事件が起こらないために、仕組みとか制度とか目を瞑らずにスポットを当てていかないとダメなんじゃないかな」と話していた。
