北海道厚真町 被災家屋から「災害ごみ」大量、集積場一部満杯
北海道の地震で震度7を観測した厚真町では、被災した家屋から出た「災害ごみ」が大量にのぼり、町に23カ所ある集積場の一部は満杯になっている。
町によると、17日までの3連休中に片付け作業が進んだことが要因。一部は隣接する苫小牧市へ運び出している。
満杯になった集積所近くの住民には、町内のより規模の大きな集積所に持ち込むよう理解を求めている。
運び出しのボランティアに参加した浦河町の公務員(44)は軽トラックにたんすや柱を乗せて搬送した。
「近くが満杯だったので片道15分かけて別の集積場への運び出しを繰り返した。通行できない道路もあり、大変だ」と汗を拭った。