ホストクラブ未払金、風俗店で働き返済中の女性を殴り監禁…罪状認めた男「謝らず頭にきた」
女性を連れ出して現金を脅し取ったなどとして営利目的略取罪などに問われた横浜市中区、飲食店従業員の男(31)、同居する無職の女(33)の初公判が23日、仙台地裁(大川隆男裁判長)で開かれた。2人は起訴事実を認めた。
起訴状や検察側の冒頭陳述などによると、2人は昨年10月31日、男が働くホストクラブの客だった20歳代女性から数百万円の未払い金を取り立てようと、仙台市の路上で顔を殴り、レンタカーや新幹線で横浜市内のホテルに連れ出して監禁し、3万円を脅し取ったとされる。
女性は風俗店で働いて返済していたが、支払いに嫌気がさして仙台市の実家に帰っていた。男は被告人質問で「女性が謝らず、頭にきてしまった」と述べた。