『さん付け指導』は「バカな試み」 三浦瑠麗さん痛烈批判「陰湿なイジメ、これで回避できますか?」
国際政治学者の三浦瑠麗さん(41)が31日、フジテレビ系朝の情報番組「めざまし8」にスタジオ出演。教育現場で子供たちが「さん付け」で相手を呼ぶよう指導されていることを痛烈に批判した。
番組は東京都の小学校を取材。生徒同士があだ名や下の名前で相手を呼ぶのではなく、名字に「さん」を付けて呼んだり、発表したりしている映像を流した。
三浦さんは「私はこの"あだ名禁止"っていうのはバカな試みだと思います」とバッサリ。
「だって"さん付け"に従ってる時点で良い子たち」と節度がある生徒が規律に従っているだけとの見解を示した。
2020年に東京都町田市の小学6年生の女子生徒がいじめを訴えて自殺した事件の例を挙げ、「あれだけ陰湿なイジメを"さん付け"で回避できますか? できないでしょ?」と投げ掛け、「おそらく外国籍の児童いないんだろう」「日本では名字を"さん付け"するものなんです…ってこと自体が全く多様性を排除するもの」と海外に通用する制度でもないと非難した。
さらに「そういう学校があることを否定はしないけど」とフォローしつつ、「それで育ててどうやって大人になっていくんですか。他のいろんな人とどうやって交流するんですか」と疑問顔だった。