災害ボランティア初日は参加者なし・大雨被害の青森県外ヶ浜町が復旧進まず悲鳴
大雨で土砂崩れが発生した外ヶ浜町では、現在も国道280号の通行止めが続き、自宅が被災した22人が避難生活を続けています。
24日は、災害ボランティアの初日でしたが参加者がおらず、町の職員が復旧にあたりました。
8月12日にかけての大雨で大量の土砂が流れ込んだ外ヶ浜町平舘元宇田地区の国道280号沿いです。現在も通行止めとなっていて復旧作業が続いています。
山田裕子記者
「私の身長が155センチあるんですが、発災当時はここまで土砂が流入しました。現在撤去されて片付いてますが、こちら、川の水が流れていかないため、土砂をかいている所です。」
そして住宅の裏手に回ると、大量の土砂や流木の山です。狭いため建設用の機械は入れず撤去はすべて手作業のため、より多くの人手を要する状況です。
ところが、災害ボランティアの活動初日を迎えた24日、参加者はなく、町の職員など12人での活動となりました。
※外ヶ浜町社会福祉協議会 福井秀徳 事務局次長
「土砂もかなりあるので大変な状況です。ボランティアの皆さんのご協力をいただけたらと思います。よろしくお願い致します。」
地区では現在も22人が避難生活を送っていて、一日も早い復旧のために外ヶ浜町は災害ボランティアへの参加を強く要望しています。
現在、大雨で被災して災害ボランティアを募集しているのは、鯵ヶ沢町、中泊町、外ヶ浜町です。一日も早い復旧には皆さんの助けが必要です。参加を希望する場合には事前に参加条件の確認をお願いします。