1か月 全国的に気温高い ゴールデンウィーク後半は10年に一度の高温か 暑さ対策
きょう27日、気象庁は最新の1か月予報を発表。この先1か月は、全国的に気温が高く、特に期間の前半にあたる5月半ばにかけて、気温が平年に比べてかなり高くなる見込みで、ゴールデンウィーク後半は「10年に一度の高温」予想も。熱中症に十分な注意が必要です。
来週中頃からは、西日本や東日本を中心に夏日が続出し、30℃に迫る暑さの所も出てくるでしょう。
まだ本格的な暑さに体が慣れていない時期です。ちょうどゴールデンウィークの時期と重なっていますので、屋外でのレジャーなども、帽子をかぶったり、水分補給をこまめに行うなど、暑さ対策を行う必要があるでしょう。
また、長時間、車で移動される方も、晴れた日の車の中は、あっという間に気温が上昇します。換気をして風通しをよくしたり、エアコンを使用するなど熱中症に十分気を付けてください。
外気温がそれほど高くない日でも、直射日光の当たる場所に車を駐車すると、車内温度が上昇する場合があります。
2019年5月8日に屋外駐車場で実施した実験では、外気温が23.3℃〜24.4℃であったにもかかわらず、直射日光の当たる場所に駐車した車は、計測開始時25℃だった車内温度が約2時間後に、軽ワゴン車で39.9℃、大型SUVで46.5℃を観測しました。真夏に比べると車内温度は少し低くなっていますが、車内は高温になっていました。(日本自動車連盟:JAFユーザーテストより)
春でも油断は禁物です。短時間であっても、子どもやペットを車内に残して車から離れないようにしましょう。
ゴールデンウィーク中も4日周期くらいで雨が予想されています。特に、29日(土)から30日(日)にかけては全国的に雨や風が強まり、西日本や東海の太平洋側を中心にまとまった雨が降り、荒れた天気になるでしょう。
行楽シーズンで山や川、海など屋外のレジャーを計画中の方は、最新情報を確認してください。大荒れの天気が予想される際には、無理な行動はとらず、計画を見直すなどもご検討ください。