来日し、ラーメンを楽しむDJ SODA（写真・本人インスタグラムより）

白い紙エプロン越しに、胸元がチラリ――。
9月15日、韓国出身のアーティスト、DJ SODAが自身のInstagramを更新。

《蒙古タンメン中本を初めて食べたけど本当に美味しかった！》というコメントとともに、日本でラーメンを楽しむ様子を投稿した。
8月13日に、大阪で開かれた音楽フェス「MUSIC CIRCUS’23」での“大騒動”以来、約1カ月ぶりの来日となる。

「同フェスで、柵越しにファンから胸を触られるなどのセクハラ行為を受けたと、DJ SODAさんが告発し、大きな議論となりました。フェスティバルの主催会社は、不同意わいせつなどの疑いで男女3人を刑事告発し、大阪府警は20代の男性2人と女性1人に任意で事情聴取をおこなっています。3人は容疑を認め、謝罪しています」

被害を受けた直後、《あまりにも大きな衝撃を受けて未だに怖くて手が震えています》と投稿したDJ SODAを心配する声が上がった一方、ネット上では“被害者”を責め立てるような議論が巻き起こった。

「衣装の露出度が高く、盛り上がっているファンに自ら近づいていったため、自己防衛できていないといった批判が寄せられました。さらに一部の過激な人たちの間では、『わざとこのような騒ぎを起こした』『以前からセクハラ被害があったのに、日本で受けた被害だけをことさら騒いでいる』という“陰謀論”まで出てくる状況でした。こうした事態を受けてDJ SODAさんは、『これはただ一つの国の問題でも、日韓問題でも、男女問題でもない』と、声明を発表したほどです」（芸能記者）

DJ SODAは“加害の国”に再び舞い戻って来たわけだが、ネット上では《集客力ある時にやっとけ！みたいなノリ》《よく来れたな。メンタル化け物か》
さらに来日した際、露出度の高いタンクトップ姿だったためか、《TPOがなってないと思う。ここは日本》《びっくりする！　服装も同じように露出してる》と、批判的な声が上がった。

「DJ SODAさんはインフルエンサーとしても活動しているので、目立つ格好をするのは当然ですし、彼女はどんな服装をしていても、触るほうが悪いというスタンスです。これは、DJ SODAさんの主張のほうが正しいでしょう。とはいえ、あれだけ騒動になった後、わずか1カ月で来日することに驚く人がいるのも当然ですね」（芸能記者）

だが、そもそも彼女は何度もSNSで主張しているとおりの“親日家”。ラーメンを食べにやって来るのも、不自然なことではないのかもしれない。

「実際、騒動の際に一部の人々に反論するためにアップした文章にも『私は日本が好きで昔から日本で公演もしてきたし、日本旅行にも行ったし、日本の友達も多く、日本の化粧品も食べ物も好き』と書いてありました。とくに、カルピスが好きみたいですよ。加害者はすでに謝罪していますし、彼女のなかでフェスでのセクハラ騒動は、一件落着したものなのではないでしょうか」（同前）

とはいえ、もう9月も半ば。そろそろタンクトップは寒いかも……。