石川で62人の死亡確認、被災地に雷雨も 能登半島地震
元日に最大震度7の地震が発生した石川県では被害状況が徐々に明らかになり、3日午前8時時点で62人の死亡が確認されています。
地震の影響で大規模な火災が発生していた輪島朝市通り近くの輪島市河井町では、住宅などおよそ200棟、概算で4000平方メートルが全焼したということです。
県や各自治体によりますと、輪島市、七尾市、珠洲市など能登地区の市や町で、あわせて62人の死亡が確認されています。
また、家屋の倒壊はこれまでに確認されているだけで130軒以上にのぼっています。珠洲市などでは大規模な土砂崩れのほか、道路の陥没が各地で発生しています。
気象台によりますと、能登では4日にかけて断続的に雷を伴った雨になる見込みで、地震で地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも警戒が必要です。