安楽死を決断した母と家族の姿に大きな反響 『ザ・ノンフィクション』TVerジャンル歴代最高再生数に
フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00〜 ※関東ローカル)で2日に放送された『私のママが決めたこと〜命と向き合った家族の記録〜』が、TVer見逃し配信の「報道・ドキュメンタリー」ジャンルの歴代最高再生数を記録した。
『私のママが決めたこと』は、再発を繰り返して全身に転移したがんによる耐えがたい苦痛の中で、日本では合法化されていない“安楽死”をスイスで行う女性・マユミさん(44)と、その家族に密着したもの。戸惑いながらもその決断を受け入れた夫と娘との最後の日々や、看取りの場面、その後の家族の姿も取材し、大きな反響となった。
2日の放送後から16日まで見逃し配信され、TVerでは約84万再生を記録。ドキュメンタリーとしては異例の数字で、19年11月から番組が配信されているTVerの「報道・ドキュメンタリー」ジャンルで歴代最高記録となった。
今回は、安楽死という選択について1つの家族の事例を取り上げているが、BSフジでは多くの事象を取材した2時間版の番組『最期を選ぶということ〜安楽死のない この国で〜』が、23日(12:00〜)に放送予定となっている。
『ザ・ノンフィクション』では現在、夢を捨てきれず声優を目指す女性を追った『声優になりたくて2 〜アヤの後悔しない生き方〜』(16日放送)をTVer・FODで見逃し配信中。FODでは、過去の名作33エピソードも配信されている。