バナナマン・設楽統

ＴＢＳ「クレイジージャーニー」が２０日、放送され、前代未聞の注釈が画面に登場した。
この日は２時間スペシャルで、アドベンチャーレースの世界選手権に挑む日本チームの奮闘を追った。山を登り、川を下り、自転車で走破する、地球上で最も過酷な総距離６００キロのレース。５７歳のレジェンド、田中正人さんと、ヨネ、テツ、女性のジョージによる日本チームが挑戦した。

壮絶すぎるレースで、メンバーのメンタルも限界状態なだけに、想定外のトラブルが続出。中でも、田中さんがありえない失態を犯した。
突然、「灯油飲んじゃった」とポツリ。他チームが落としたであろうスポーツドリンクの容器を見つけ「誰かが置いてったなと思って、飲んじゃえと思ったら、何も考えずにグッと飲んだら、灯油だった」と苦笑した。

スタジオで見ていた女優の小池栄子は「えーっ！ヤバぁ」と呆然。５０〜１００ミリリットル飲んだと自白して、さすがの田中さんも「ゲップしたら臭いもん。どうなんだろう。人間って、灯油飲んだら」と不安な表情を見せた。

次の瞬間、川の水を手で何度もすくい、ガブ飲み。即席の対処法として強制的に胃を洗浄したのだ。
この行為には、字幕に「間違った対処法です。医師に相談してください」とありえない注釈が。バナナマン設楽統は「大問題だよ」とあきれかえった。

メンバーのヨネは当時を「絶対に川の水を飲むなって言われてたんですけどね」と川の水も衛生的ではなかったと回顧。それでも、田中さんは川で灯油を吐きながら船を漕ぎ進め、レースを継続し、モンスターぶりを発揮していた。