与論町で死亡事故 駐車していたトラックが動き出し、女性がトラックと電柱に挟まれる 鹿児島
与論町で20日朝、サトウキビを運搬する無人のトラックが動き出し、20歳の女性がトラックと電柱に挟まれました。
女性は病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡しました。
沖永良部警察署によりますと、与論町茶花の町道で、20日午前7時30分ごろ、近くにいた人から「車と電柱に人が挟まれた」と119番通報がありました。
この事故で与論町立長の農業・重久海月さん(20)が動き出したトラックと電柱に挟まれ、病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡しました。
現場は平坦な町道で、事故当時、トラックは無人で、エンジンがかかった状態だったということです。
重久さんはトラックを駐車していた与論町の57歳の農業の男性らとサトウキビを積み込み、運搬する予定だったということです。
警察はトラックが何らかの原因で前に進んだとみて、男性に話を聞くなどして当時の状況を詳しく調べています。