男性監禁致死疑い、54歳女逮捕 全裸で低体温症、長崎県警
同居していた40代の男性を2022年2月、全裸の状態で集合住宅2階のベランダに監禁し、低体温症で死亡させるなどしたとして、長崎県警は5日、監禁致死と傷害の疑いで同県諫早市宗方町、無職津村美保容疑者(54)を逮捕した。「私は何もしていません」と否認している。
県警によると、男性は周囲に、津村容疑者から日常的に暴力を受け、精神的に抑圧されていると相談していた。県警は、津村容疑者が男性に、全裸でベランダに出るよう命じたとしている。男女関係のトラブルがあったとみて調べている。
22年2月7日午前6時半ごろ、津村容疑者から119番を受けた消防局が110番した。室内で死亡している男性が見つかり、捜査していた。
監禁致死の逮捕容疑は同年2月6〜7日、男性を当時住んでいた同県波佐見町の集合住宅のベランダに閉じ込め、死亡させた疑い。傷害の逮捕容疑は1月20日、男性の鼻を刃物で切り付け、約2週間のけがを負わせた疑い。