「ラーメン1杯が…」万博グルメの高額指摘に吉村洋文知事「ここでしか食べれない」必死の訴え
日本維新の会代表を務める大阪府の吉村洋文知事は8日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)に生出演し、4月13日から始まる大阪・関西万博の会場で提供されるグルメが高価格であることについて釈明した。
この日の吉村氏は万博会場からの生中継で、ヘルメット姿で登場。スタジオとのやりとりの中で、中谷しのぶキャスターが「『万博グルメ』が高いのではないか、という話が出てきているんですけれども…」と言及。「ラーメン1杯2000円、サンドイッチが1000円以上という価格も出てきています。この値段について、吉村さんはどうお感じでしょうか」と、問うた。
これに吉村氏は、苦笑いしつつ「あの、安くておいしいものは大阪にいっぱいありますんで…」と切り返した。「万博会場の中では、普段、食べれないようなものをどんどん準備しています。未来の食であったり、動物性のものを使わないカレーであったり…。世界のパビリオンでも、世界のここでしか食べれないグルメや料理を用意している」とした上で「ちょっとコストが高くなって、値段が高くなることもあるんですけど、ここでしか食べれないものを体験してもらえたらなと思います」と必死に訴えた。
さらに「会場には弁当などの持ち込みが可能ですので。弁当とかを持ち込んでいただいて、ご家族で芝生に座って食べてもらうこともできる。いろんな楽しみ方をしてもらえたらと思います」と、万博グルメ以外の楽しみ方もできるとアピールした。
中谷キャスターは「値段が下がるという可能性は、もうないということですか」とさらにツッコんだが、、吉村氏は「大阪ですから、ちょっとずつ値段下げてくれよと言っているんですけど」と応じつつ「値段が下がればいいなと僕も思います。でも、ここでしか体験できないフードも、みなさんに楽しんでもらえたらなと思います」と、アピールを続けた。