機械に頭を挟まれる…自動車部品の製造工場で19歳の男性従業員が頭蓋骨を損傷し意識不明の重体 1人で清掃作業中
名古屋市守山区の自動車部品工場で3月12日、清掃をしていた19歳の従業員の男性が機械に頭を挟まれ、意識不明の重体です。
警察によりますと、守山区小六町にある「豊和化成」の本社工場で12日午後6時過ぎ、「従業員が生産ライン上で上半身が挟まれ意識がない」と近くにいた従業員から消防に通報がありました。
挟まれたのは従業員の19歳の男性で、生産ラインの機械とその上部にあるダクトとのすき間に頭を挟まれ、頭蓋骨を損傷していて意識不明の重体です。
当時、男性は1人で自動車部品の緩衝材の生産ラインの機械を清掃していたということです。
清掃作業は通常、機械を止めて行っていたということですが、事故が起きた時、機械が動いたままで、警察は業務上過失致傷の疑いもあるとみて調べています。