高市早苗氏「週刊文春の記事は、残念すぎます」自身めぐる報道を否定
自民党の高市早苗前経済安全保障相は27日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。週刊文春に報じられた自身にかかわる記事を紹介し、私見を示した。
文春オンラインでは、旧皇族の賀陽宮(かやのみや)家の“末裔(まつえい)”を名乗る人物が、着物姿で議員会館などに出入りし、日本を国際宗教都市に進化させるべき、との趣旨の主張をしていると報道。「高市早苗元経済安保相も議員会館の事務所に招き入れていた」とした。また、賀陽家側が「親戚と認識していない」と回答していることも伝えた。
高市氏はXで「週刊文春の記事は、残念すぎます」とまず一言。続けて「『旧皇族の賀陽宮家の末えいのひとりであると名のる人物が、議員会館で与野党の国会議員に声をかけており…高市早苗元経済安保相も議員会館の事務所に招き入れていた』との趣旨で、私の写真を掲載。写真の横には『高市氏の事務所内の映像もYouTubeに投稿』と記述されています」と文春報道を紹介した。
この報道について「心当たりが無い話なので、秘書に確認しましたら、私の元番記者の実家が運営する学校法人の名前を使って議員会館の受付を通り、急に議員会館の事務所に来た人だそうです」と説明。「名刺が学校法人のものではなく、話も変だったので、事務所入口横の応接室で秘書が短期間だけ応対し、帰って頂いたとの事。その時に勝手に応接室の写真を撮ったのかもしれませんが、私の不在時だったので、私には会っていないという事でした」と経緯を記した。
その上で「週刊文春からは掲載前に事実確認の電話も無かったそうですが、『私が議員会館に招き入れた』という事実はありません」と自身についての部分の報道を否定した。