アフリカ唯一のスキーリゾートが盛況 南アフリカに囲まれたレソト王国ではスキーとスノボが人気
北半球の欧州が熱波に見舞われているのとは対照的に南半球に位置しているアフリカのレソト王国では雪に恵まれ、スキーやスノーボードを楽しむ人たちで賑わっている。
AP通信が報じているもので、南アフリカに囲まれているレソト王国北部のブータベーテ近郊にある標高3022メートルのアフリスキーはアフリカ唯一のスキーリゾート。
ここでは指導員に基本を教えてもらう初心者が多数押しかけ、用具のレンタル・オフィスの前には連日、行列が出きている。
7月末にはスキーとスノーボードの大会を開催。欧州のスキーリゾートと比べれば設備面では劣っているものの、夏季に楽しむ“ウインタースポーツ”への活気にあふれている。
AP通信によれば、1966年に英国から独立したレソト王国は全国土の標高が1000メートルを超えている世界唯一の国(ネパールは最低70メートル、ブータンは100メートル)。
その地理的条件を生かして開場したのがアフリスキーだった。7日の最高気温は6度ながら最低気温は氷点下2度。
“天の恵み”でもある雪はゲレンデにしっかりと張り付いたままとなっている。