「パイレーツ・オブ・カリビアン」出演サーファー、サメに襲われ死亡
米ハワイ州出身のサーファーで、ジョニー・デップさんの主演の映画シリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」やテレビドラマで俳優としても活躍したタマヨ・ペリーさん(49)が23日、オアフ島のマラエカハナ・ビーチでサメに襲われ、間もなく死亡した。当局が発表した。
ペリーさんは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ4作目の『Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides』で海賊を演じた他、テレビドラマシリーズ「Hawaii Five-O」のリメーク版、大半の場面がハワイでロケーション撮影され、カルト的な人気を呼んだテレビシリーズ「LOST」、2002年のサーフィン映画『Blue Crush」などに出演。
一方でライフガードやプロサーファーとしても活躍し、地元では有名人だった。
ホノルルのリック・ブランジャルディ市長は23日の記者会見で、「悲劇的」な死だと語り、「タマヨは伝説的な海の男で、非常に尊敬されていた。まさにこの地で育ち、海の安全を守るチームの素晴らしいメンバーだった」と哀悼の意を表した。