「児童虐待だろ」子ども向けの“花魁”写真撮影が物議、フォトスタジオのあきれた言い分
《児童虐待だろ》
《まさか花魁が何なのか知らないわけないよね…?》
《無知って最悪。あまりにもひどい》
《企画段階で、コレはアカンやろ、と止める大人がいなかったことがあまりにも残念》
複数のフォトスタジオが提供している「お子様花魁プラン」が物議を醸している。
《鬼滅ブームに乗っかった風》
「お子様用花魁プラン」は文字どおり、花魁風の派手な着物を着てメイクをして、ゴージャスな和テイストのスタジオで写真撮影をするプランだ。フォトスタジオのホームページにプランとして並んでおり、SNS上にも写真が投稿されている。
「花魁」とは、吉原遊郭の位の高い遊女を指す。遊女の格好を子供にさせることに対する批判の声が上がっているが、きらびやかに着飾った女性の姿は、子供は単純に憧れを抱いてしまうのかもしれない。
また、最近では『鬼滅の刃 遊郭編』の舞台としても取り扱われ、花魁のキャラクターも登場することから、子供からの認知も上がっている。
《鬼滅ブームに乗っかった風》《このプランを鬼滅のせいにされるの辛い》《鬼滅は遊郭の暗黒な部分ばかり描いてるよ》と、昨今の鬼滅ブームに絡めた意見も上がっている。
SNS上で話題になっていることについてどのように考えているのか、「お子様用花魁プラン」を提供しているフォトスタジオの複数店舗に尋ねたところ、「取材は受けていない」「担当者不在。いつ出勤するかわからない」など、どこからも回答は得られなかった。
需要があるから供給されるのか、供給ありきの需要なのか…。