N党立花氏を書類送検 つきまとい容疑―警視庁
政党党首の女性につきまとい行為をしたとして、警視庁が政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)を軽犯罪法違反容疑で書類送検したことが28日、捜査関係者への取材で分かった。
送検容疑は5月22日、東京都千代田区内で、政党「みんなでつくる党」の大津綾香党首(31)に「質問に答えてください」「逃げるんですか」などと言いながらスマートフォンで撮影し、数百メートルにわたりつきまとう行為をした疑い。
立花氏側は撮影した映像を動画投稿サイトに投稿していた。
捜査関係者によると、立花氏は「つきまとい行為は成立していない」などと否認しているという。大津氏側が6月に被害届を出していた。
みんなでつくる党の前身は、2013年に立花氏が設立した旧NHKから国民を守る党。名称変更を繰り返し、23年3月に大津氏に党首を交代したが、党の代表権や党資金などを巡って対立していた。