オリオールズと契約を結んだ菅野智之【写真：矢口亨】

オリオールズは16日（日本時間17日）、巨人から海外フリーエージェント（FA）権を行使した菅野智之投手と1年契約を結んだと発表した。米複数メディアによると総額1300万ドル（約20億円）。

菅野は2020年のオフ後にポスティングシステムでメジャー移籍を目指したが、契約合意に至らず巨人に残留。今季はリーグ最多15勝（3敗）を挙げ、防御率1.67をマーク。4年ぶりのセ・リーグ優勝に大きく貢献し、2020年以来4年ぶり3度目の最優秀選手（MVP）に輝き、オフに海外FA権を行使した。

オリオールズは今季、ア・リーグ東地区2位でワイルドカードでプレーオフに進出。ワイルドカードシリーズでロイヤルズに敗れていた。日本人は上原浩治、和田毅、藤浪晋太郎に続き4人目の所属となる。