富山市と大阪市「今年行くべき52か所」にNYタイムズが選出…「おわら風の盆」など紹介
米紙ニューヨーク・タイムズは7日、世界の旅行先として「2025年に行くべき52か所」を発表し、日本から富山市と大阪市を選出した。
富山市について「混雑を避けながら、文化的な感動や美食を楽しめる」と評価した。
富山市の紹介では「能登半島地震の復興の一環で観光客を集めている」とし、江戸時代から続く豊作祈願の伝統行事「おわら風の盆」や、ガラス美術の拠点である「富山市ガラス美術館」を取り上げた。
おでんとワインが楽しめる居酒屋や和風カレー店など、地元のグルメも薦めている。
大阪市は、4月に大阪・関西万博が開幕することに言及したほか、広大な緑地を設けたJR大阪駅北側の再開発区域「グラングリーン大阪」について「画期的なプロジェクトだ」とした。
同紙は24年に発表した52か所の旅行先として、日本からは山口市を挙げていた。