薬物使用の疑いで裁判中の韓国俳優 売却した自宅を有名両親の7歳児がキャッシュで購入 現地で話題に
韓国ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」や「地獄が呼んでいる」などで知られる、俳優のユ・アイン(38)が売却した、梨泰院(イテウォン)の一戸建て(地上3階、地下1階)を、7歳の児童が現金63億ウォン(約6億7000万円)で購入したことが明らかになったと22日、地元メディアのNAMDIが単独で報じた。
また、児童の両親が、新鋭ファッションブランドとして注目されている「Mardi Mercredi(マルディメクルディ)」のパク・ファモク代表と、デザイナーのイ・スヒョン氏であることが判明し、警察に告発されたことを伝えている。該当事件は現在、ソウル中部警察署・女性青少年課が捜査中だという。
パク代表とイ氏は、2018年にPIECE PEACE STUDIOを設立。17年に生まれた娘を株主として登録し、会社の成長過程で、子どもが保有していた株を一緒に処分し、注目を集めた。
告発者は、子どもの意思に関係なく株主になり、63億ウォンという巨額の住宅を購入した点が「児童虐待に該当する可能性がある」と判断、加えて「長期的に子どもに悪影響を及ぼした」ことを理由に、両親を告発したという。
PIECE PEACE STUDIOは、この件について「把握していない」という立場を示している。
ユ・アインは23年10月、プロポフォールの常習投薬、他人名義での睡眠薬不法処方買収、大麻喫煙および教唆、証拠隠滅教唆などの疑いで在宅起訴された後、一審で実刑判決が下され法廷拘束、二審でも懲役4年が求刑された。