宮崎・硫黄山250年ぶり噴火 噴石の飛散や火砕流への警戒
19日午後3時40分ごろ、宮崎県えびの市にある、霧島連山・えびの高原(硫黄山)で250年ぶりに噴火が起き、火口から約300メートルの噴煙が上がった。
気象庁は火口周辺に大きな噴石が飛散したのを確認、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。
気象庁によると、レベル3になるのは、2016年12月に硫黄山に噴火警戒レベルが適用されて初めて。
地下水がマグマの熱で急激に膨張したことで発生する水蒸気噴火とみられ、約2キロの範囲で大きな噴石の飛散や火砕流への警戒を呼び掛けている。