警察庁長官、新宿・歌舞伎町「ホストクラブ街」視察…「卑劣な営業は徹底的に取り締まる」
悪質なホストクラブを巡るトラブルの多発を受け、警察庁の露木康浩長官が27日夜、店舗が密集する東京都新宿区歌舞伎町の歓楽街を視察した。
ホストクラブでは、女性客がツケ払いの「売掛金」として多額の借金を抱え、返済のために売春させられるなどの問題が相次いでいる。
警察庁は、犯罪グループが背後で利益を得ている可能性もあるとして、全国の警察に取り締まり強化を指示している。
露木長官はこの日、売春の客待ちをする女性が多いとされる新宿区立大久保公園や、ホストクラブが並ぶネオン街を見て回った。
視察後、報道陣の取材に「社会経験の未熟な女性らにつけ込む卑劣な営業手法については、徹底的に取り締まっていく」と語った。