米倉涼子、闘病生活明かす「8月に手術をして、今年の5月くらいから急に元気になってきました」
女優米倉涼子(48)が14日、NHK「あさイチ」に生出演し、5年前に発症した「脳脊髄液減少症」の闘病生活について語った。
現在の体調について聞かれると、「去年とても素晴らしい先生に出会った。8月に手術をして、今年の5月くらいから急に元気になってきました」と明かした。
病気について「わかってもらえないことが多い」とした上で、「まっすぐ歩けない。だるさとか立ち上がれないとか。止まっているエスカレーターにずっと乗っているような感じ。車のライトが全部つながっているように見えるから自分がどこにいるかわからなくなっちゃう。頭痛とか。今みたいに座っていることすらできなくなっちゃう」と症状を明かした。
ドラマ「エンジェルフライト」の撮影中には、病気を再発し、「体が曲がらなくなってしまった。痛くて、洋服を自分で着替えられないから、全部スタイリストさんとか色んな人たちがはかせてくれる」状態だったという。
「パワフルな女性」という世間の期待に応えられず、ケアをしてもらいながらの撮影に申し訳なさを感じ、一時は引退を覚悟したという。
その中で、最後の頼みだと関西の医師の元を訪れ、「この先生に頼ればもしかしたらという思いでやらせていただいた。覚悟を決めて仕事をやらない」と治療に専念したという。そして「私の夢は完璧な状態で仕事を終わらせたいというのが今の目標」と語った。
同じ病気を患う人々と交流をする中で、「私は芸能人なので、私はテレビや舞台の上で、いつか絶対克服して元気な姿で頑張れるのをみんなに教えてあげたい」という目標ができたと語った。